腰痛

腰痛について

慢性腰痛でお悩みの方が非常に多いですが、痛みの根本を改善しなくては症状の改善は不可能です。体の軸となるインナーマッスル(体幹の筋肉)の低下により骨盤は歪み姿勢が悪くなります。体のバランスを保つ為アウターマッスル(筋肉)を使い体を支えます。支えている筋肉には当然負担がかかり柔軟性の低下とともに硬くなり、痛みや違和感を引き起こします。

骨盤は体の土台であり、この土台があることで体は安定します。逆にこの土台に歪みがでることで姿勢が悪くなり最終的に腰に負担をかけることになります。骨盤という土台のバランスを安定させ、根本から改善させていきます。

腰痛の主な疾患

腰痛を引き起こす主な疾患は大きく分けて以下のようなものがあります。

  • 慢性腰痛症
  • 変形腰痛症
  • 椎間関節症
  • 急性腰痛症(ぎっくり腰)
  • 椎間板ヘルニア
  • 筋筋膜性腰痛症
  • 脊椎分離症
  • すべり症
  • 座骨神経痛

急性腰痛症(ぎっくり腰)

急性腰痛とは、一般的に「ぎっくり腰」のような突発的な腰痛が起きている状態です。原因は様々で、腰椎の椎間板や骨盤にある仙腸関節、筋肉や筋膜、靭帯などがダメージを受け、炎症を起こし強い痛みを出します。
医療機関を受診すると、湿布や痛み止め、コルセットを処方され安静にしてくださいと言われますが、これでは解決しません。動ける範囲で身体を動かし日常生活を送ることが大事だからです。なぜかというと、安静にじっとしていると筋肉の緊張は増す一方でさらに動きの制限が出てしまい、痛みが増大するからです。

坐骨神経痛

坐骨神経痛とは、腰から足にかけて伸びている「坐骨神経」がさまざまな原因によって牽引・圧迫・刺激されることであらわれる、痛みやしびれるような痛みなどの神経障害のことです。多くの場合、反り腰などの骨盤が前傾となることで坐骨神経が牽引され痛みやしびれなどの症状が出ます。

産後の腰痛

産後の腰痛には、女性ホルモンの変化が大きく影響しています。妊娠中はリラキシンというホルモンが多く分泌され、骨盤を広げて出産に備えます。ホルモンが出ることで起こる、子宮周辺の靭帯、恥骨結合などの緩みは赤ちゃんが産道を無事に通り抜けるために必要なことですが、一方で骨盤の歪みを引き起こす原因にもなります。また骨盤が歪むと、上手く体重を支えることが出来ず、腰や骨盤に大きな負担がかかってしまいます。

腰痛の主な原因

  • 姿勢不良による骨盤の歪み
  • 血行不良によって栄養分や酸素不足による筋硬結
  • 長時間同じ姿勢でいる
  • 筋力不足
  • 日々のストレスや疲労
  • 筋肉の柔軟性低下
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